戊戌歳睦月

床 大亀和尚筆 大道透長安

 

全ての道は長安に通じている

全ての道が悟りの境地に繋がっている

茶の道は現実から離れ非日常の世界に身を置き稽古すること

その稽古を積み重ねることにより何かが見えてくるような気がします

 

 釜 真形浜松地文  敬典造

 

茶道稽古のお菓子 1月9日~1月12日

主菓子 寒牡丹    行松旭松堂製

干菓子 笹結び 戌  行松旭松堂製

 

六月頃に花を咲かせる牡丹、その前に蕾を取り、十月頃、二度目の蕾を持たせ、寒さを防ぎながら育てると寒牡丹になるそうです 行松さんの受け売りです

 

行松さんからお菓子と共にこんな素敵なメールを頂きました

「本日の干菓子は戌の打物に笹結び、竹に犬で笑。たくさんの笑顔が今年もありますように(^ ^)」

なので普通は打物は上(向う)、飴は下(手前)ですが、逆にしました

お陰様で新年早々、楽しい稽古となりました

 

その飴の笹結びは、湿気らないようにと一個一個、袋に包まれておりました

丹精込めて作られていることがひしひしと伝わってきます

 

茶道稽古のお菓子 12月26日~12月28日

今週の火水木曜は第4週ですので先週金曜と同様の司由庵製のお菓子です

 

大徳寺納豆風味の松風」レシピ

鍋に西京味噌25g、上白糖40g、水50ccを入れ、火にかけ煮溶かし、冷めたら鍋に篩にかけた薄力粉80gと重曹1.5gを入れ、混ぜ合わせます

ボウルに卵白を入れ、五分程度泡立て、上白糖50gを加え、混ぜ合わせ、上記の種を加え、混ぜ合わせ、酒大匙1程度を加えて、生地の固さを調整し、西京味噌の3割の分量の大徳寺納豆を粗く砕き、その2/3を生地に混ぜます

紙コップに上記の生地を大匙1強程度流し込み、残りの大徳寺納豆を振りかけ、160℃のオーブンで20分程度焼き、ほど良い焼き目が付いて、きれいに膨れたら、出来上がり

はさみで紙コップに4、5か所切れ目を入れて、取り出し、器に盛り付けます

7~8個できます

茶道稽古の花 12月26日~12月28日

花  参平

花入 萩

 

絞り系の大振りの椿です

稽古前は蕾だったのですが稽古が終ったら見事に膨らんでいました

暖房はしていますが爆弾寒波で稽古場は寒かったのですが

驚きの生命力です

参平と言う名は小栗参平と言う方が品種改良したことに由来するそうです