茶道稽古のお菓子 10月24日~10月27日

10月24日、25日

10月26日、27日

 

今週は第四週につき自家製のお菓子です

 

火曜と水曜は四ヶ伝の稽古をしましたので縁高に三種のお菓子を盛りました

縁高の手前のお菓子の水菓子は、さわし柿です

その斜め向うのお菓子は、白玉に黒蜜を塗ってきな粉をまぶしたものです

一番向うのお菓子は、渋皮つきの栗を蜜で炊いたものです

 

木曜と金曜は銘々皿でお菓子を頂く稽古をしました

最初の銘々皿のお菓子は、ふかした薩摩芋と栗の甘露煮をつぶして、甘露煮の蜜を加え、裏ごししたキントンを茶巾絞りにしたものです

嵩を増やすために薩摩芋を栗の倍にしたらほとんど薩摩芋の味しかしませんでした

次の銘々皿のお菓子は、イチジクの皮を剥き、蒸し器で蒸したものに黄身酢の餡を乗せたものです

木・金曜のお菓子がキントンだけでは申し訳なかったので、おまけのお菓子です

木曜は黄身酢ではなくて胡麻だれの餡にしたところ、お茶のお菓子というよりお酒が欲しくなりました

妻からイチジクには黄身酢も合うかもとのアドバイスがあり、そうしたところ、これがドンピシャでした

もしよろしかったら以下のレシピを試してみてください

 

①少し温めた味醂15ccと酒5ccに砂糖10gを入れで溶かす

②玉子の黄身を①に加え、よく混ぜ合わしてから酢15cc加え、湯煎にかける

③湯煎にかけながら艶のある餡になるまでヘラでかき混ぜる

④イチジクの実の下の方を切り、そこから包丁の歯で皮を剥く

⑤蒸し器の湯を沸かし、クッキングシート等に載せた④を強火で5分蒸す

⑥蒸し上がった⑤を器に取り、③の餡を乗せたらできあがり

※イチジクはやや小さめで少し固いものがお勧めです

 

なお、このお菓子は水分が多かったので懐紙には乗せず、皿から直接食べてもらいましたので銘々皿の稽古にはなりませんでした(>_<)