2017松海庵一般公開&呈茶 その1

能美市の根上学習センター二階に「松海庵(ショウカイアン)」という茶室があります

年3回、その茶室を開放し、呈茶をして、市民の方々にお茶一服を召し上がって頂いております

2回目の10月1日の呈茶は私の社中が担当させて頂くことになりました

私が亭主を務め、生徒さんたちに点前をしてもらいます

これまで裏千家青年部で大寄せの茶会の亭主、裏千家石川南支部で点前をさせて頂いておりますが、亭主と点前を自分の社中でするのは初めてですのでドキドキです

10月の茶会は侘びた趣向が好まれますので藁灰にすることにしました

少し早いですが一週間前の土日に藁灰の灰形をしました

 

やつれ風炉です

 

奉書紙の上に敷瓦を乗せ、その上に五徳を置きます

五徳が低いと風炉灰を入れてその上に置きますが、今回は高さがちょうどよかったです

 

釜が風炉の中心にくるよう五徳の位置を確認して風炉灰を入れて、前瓦を仮置きし、釜を据え、釜底と前瓦の距離を調整して灰づもりをします

 

二文字押切です

普通の二文字押切は谷から谷底にかけて、なだらかな曲線にしますが、藁灰の二文字押切は藁を谷と谷底に置くので谷は直線的な斜面にし、谷底はまっすぐ水平にします(したつもりです)

 

焼いた藁を並べます

本来は炮烙で藁灰を作りますが、私はアマゾンで買ったレンジ・オーブン調理器具のスチームディッシュで作りました

 

結構根気がいりました

 

画像では隙間だらけですが、実際に見てみるとそんなんでもないです(=^・^=)

1日の茶会では、お見せできる道具は用意できないので、せめてこれがごちそうになればいいのですが・・・

 

つづく