茶道稽古の花 2月20日~2月23日

花  桃 角倉(すみのくら)

花入 萩

 

桃は古くから邪気を払うと言われております

桃の節句は女の子の健やかな成長を願う行事として広まったそうです

そういえば妻は毎年立春を過ぎた頃から八畳の稽古場に雛人形を飾っております

京都や地方の旧家では男雛を向かって右に飾り、これを京雛と呼びます

これは礼法では左が上座とされていることによるそうです

その反対を関東雛と呼びます

欧米のマナーに合わせて天皇陛下が皇后の右に立つようになったことから関東では男雛を向かって左に飾るようになったとのことです

 

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うちが関東雛なのは妻の両親が東京にいたことがあるからかも

八海山は新潟の叔父から 秩父錦は埼玉の従姉から先日送られてきましたのでせっかくなので一緒に飾ったとのことです

 

角倉は京都の豪商角倉家に由来する椿です

角倉素庵という方が発見し育てた椿だそうです

千重咲の原種に近い椿で白と赤があります

話は変わりますが、十二代家元 又玅斎宗匠は角倉家から裏千家に養子に来られた方です