今月の設い

戊戌歳神無月

床 海仙宗匠自画賛 開門多落葉 釜 宝珠田口 風炉 雲華 宗萌造 敷板 小板掻合 敷板 大板掻合 棚 五行 水指 阿蘭陀写細 茶入 膳所 新定造 仕覆 牡丹唐草金襴 薄器 中棗高台寺蒔絵 崋山造

戊戌歳卯月

にじり口から撮りました こっちも 床 朴堂和尚筆 短冊 弄花香満衣 花を手折った瞬間にその花の香りに身を包まれたのでしょうか 釜 透木海老鐶 清光造 炭火を隠すほどの陽気にはまだ程遠いですが、今週から透木で稽古です

戊戌歳弥生 その3

3月24日(土)、午後2時から行之行台子の特別稽古を行いました 棚 竹台子 水指 瀬戸 香合 笠牛写し 羽箒 姉羽鶴 杓立 楽赤 火箸 利休好 丁呂木 棗 利休好 中棗 蓋置 火屋香炉 建水 唐銅餌畚 茶入 摸 中興名物 漢作唐物 岩城文琳 仕覆 鳥襷緞子 盆 八卦 茶杓 行…

戊戌歳弥生 その2

3月21日に大雪のため延期になりました(一社)茶道裏千家淡交会石川南支部初茶会が能美市 八松苑にて開催されました 私は支部役員として薄茶席を担当させて頂きました 二席目と七席目に点前をさせて頂きました 御園棚で還暦まぢかのおじさんの点前ですので、二…

戊戌歳弥生

床 正臣筆 懐紙 春暁月 釜 筒糸目竹地紋 辰敏造 釜鐶 大鐶 槌目 弦 槌目 春 暁 月 御歌寄所 正臣 幾しのこえ きじのこえ 東寳く起こえ天 とおくきこえて 阿可都幾の あかつきの 者那の都やしに はなのはやしに 徒幾尓し つきにし 冠免類 かんめる 阪正臣は安…

戊戌歳如月 その3

釜 甑口老梅地文 浄清造 釜の口造りでまっすぐ真上に高い口は甑口と呼ばれています 甑とは古墳時代に作られた蒸籠のような形をした土器のことだそうです 若い生徒さんの中には蒸籠のことを知らなかったので急遽、台所から実物を持ち出しました なお、真上で…

戊戌歳如月その2

平成30年2月12日に(一社)茶道裏千家淡交会石川南支部初茶会が行われます 濃茶席、薄茶席、点心席がありまして、私の社中は薄茶席を手伝いすることになりました 薄茶席は御園棚を設えて行う予定でしたので、第2週の稽古(2月6日~2月9日)は御園棚の点前と運び…

戊戌歳如月

床 喝堂和尚筆 四海春風生 釜 甑口老梅地紋 浄清造 今月は中蓋の扱いの稽古です 裏千家ホームページ「お家元と一門一答 No.100」によりますと http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/soke/ichimon/ichimon01.html 中蓋は五寸くらいの蓋の名称で、柄杓をひく…

戊戌歳睦月

床 大亀和尚筆 大道透長安 全ての道は長安に通じている 全ての道が悟りの境地に繋がっている 茶の道は現実から離れ非日常の世界に身を置き稽古すること その稽古を積み重ねることにより何かが見えてくるような気がします 釜 真形浜松地文 敬典造

丁酉歳師走

12月ですので、少し侘びた風情がいいのかなと思いまして 床 江月宗玩筆 普化振鈴(巧芸印刷) 釜 姥口 辰敏造 普化 中国・唐代の禅僧 異様な行動が多かった風狂の僧 本名、僧名は不明 普化は通称 普く=あらゆる所に 化=人々を正しい教えに導くこと =施し…

丁酉歳霜月 開炉にて

床 与雲和尚筆一行 本来無一物 「開炉一行 春懐紙 夏は短冊 秋は文」といいます 今月は炉開きですので一行にしました 与雲和尚は大徳寺塔頭芳春院で住職をされた方です 芳春院は加賀前田家の菩提寺です 本来無一物とは、とらわれる心がそもそも無いのだから…

丁酉歳神無月 中置にて

床 昭隠和尚筆 消息 十月は人恋しくなるからでしょうか 茶席では消息(手紙)を軸装にしたものが好まれます 昭隠和尚は大徳寺聚光院の住職をされた方です 聚光院には利休居士と三千家歴代宗匠の墓があります 中置 小板 釜 雲龍 浄清造 風炉 紅鉢 宗萌造 水指…

丁酉歳文月

床 喝堂和尚筆 江上数峰青 今月から二か月間、八畳の広間にて稽古をいたします 隣のリビングのクーラーがフル稼働する日が近づいてます 風炉釜 唐銅鬼面風炉真形釜添 水指 木地釣瓶 京畳でないので少し窮屈そうです 平水指三種 右から 染付雲堂手 大蓋 益子…

丁酉歳水無月

にじり口から撮影しました 床 飛天筆 時鳥 伽藍は青き 月に濡れ 釜 宝珠繰 風炉 雲華紅鉢 大瀬飛天翁は俳人として活躍された小松市の方です 昭和50年に功績分野「俳文学」で小松市文化賞を受賞されております

丁酉歳皐月

にじり口から撮影しました 今月から風炉の稽古です 床 宗雲筆 薫風 釜 筒糸目竹地紋 辰敏造 風炉 唐銅道安 雄芳造 岩谷宗雲翁は作庭家で茶人として活躍された小松市の方です 昭和45年に功績分野「茶道」で小松市文化賞を受賞されております 五月の薄茶の稽古…

丁酉歳卯月 透木釜にて

にじり口から撮影しました 今月は透木釜を使って稽古をします 床 正臣筆 春暁月之歌 幾しのこえ 東寳く起こえ天 阿可都幾の 者那の都やしに 徒幾尓し 冠免類 釜 透木 広口 唐松地紋 清光造 4月の薄茶の稽古用茶碗です 金襴手 花筏 4月の稽古用薄茶器です …