茶道稽古のお菓子 11月1日から11月3日
主菓子 梢の錦 行松旭松堂製
干菓子 鹿煎餅 照葉 行松旭松堂製
コシカケマチアイ その1
腰掛待合の天井が仕上がりました
設計士の先生がいい感じになったと言っていました
匠の技です
石川県は「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるくらい雨が多い地域ですので、土砂降りの雨の時は腰掛待合から軒下を通り三畳台目の茶室に入れるよう設計してもらいました
つづく
茶道稽古のお菓子 10月24日~10月27日
10月24日、25日
10月26日、27日
今週は第四週につき自家製のお菓子です
火曜と水曜は四ヶ伝の稽古をしましたので縁高に三種のお菓子を盛りました
縁高の手前のお菓子の水菓子は、さわし柿です
その斜め向うのお菓子は、白玉に黒蜜を塗ってきな粉をまぶしたものです
一番向うのお菓子は、渋皮つきの栗を蜜で炊いたものです
木曜と金曜は銘々皿でお菓子を頂く稽古をしました
最初の銘々皿のお菓子は、ふかした薩摩芋と栗の甘露煮をつぶして、甘露煮の蜜を加え、裏ごししたキントンを茶巾絞りにしたものです
嵩を増やすために薩摩芋を栗の倍にしたらほとんど薩摩芋の味しかしませんでした
次の銘々皿のお菓子は、イチジクの皮を剥き、蒸し器で蒸したものに黄身酢の餡を乗せたものです
木・金曜のお菓子がキントンだけでは申し訳なかったので、おまけのお菓子です
木曜は黄身酢ではなくて胡麻だれの餡にしたところ、お茶のお菓子というよりお酒が欲しくなりました
妻からイチジクには黄身酢も合うかもとのアドバイスがあり、そうしたところ、これがドンピシャでした
もしよろしかったら以下のレシピを試してみてください
①少し温めた味醂15ccと酒5ccに砂糖10gを入れで溶かす
②玉子の黄身を①に加え、よく混ぜ合わしてから酢15cc加え、湯煎にかける
③湯煎にかけながら艶のある餡になるまでヘラでかき混ぜる
④イチジクの実の下の方を切り、そこから包丁の歯で皮を剥く
⑤蒸し器の湯を沸かし、クッキングシート等に載せた④を強火で5分蒸す
⑥蒸し上がった⑤を器に取り、③の餡を乗せたらできあがり
※イチジクはやや小さめで少し固いものがお勧めです
なお、このお菓子は水分が多かったので懐紙には乗せず、皿から直接食べてもらいましたので銘々皿の稽古にはなりませんでした(>_<)
茶道稽古の花 10月24日~10月27日
花 小菊 竹シャガ
花入 萩
花入の耳がもじって正面がずれてます(>_<)
サンジョウダイメ その3
茶室の釘が届きました
京都の室金物さんから購入しました
さすが老舗の金物屋さんです
ひとつひとつ手書きの袋に入れてありました
三畳台目の床の釘です
掛軸を掛ける軸釘は竹釘(30mm)で廻り縁から九分下に
掛花入の花生釘(細口21mm)は床柱の床框から落掛までの上から三分の一に
同じく掛花入の無双釘(平沈24mm)は地敷居より三尺三寸五分上に
掛障子用の折釘(二寸)は小松市芦城公園内の玄庵を参考にして取り付ける予定です
三畳台目の点前座の釘です
仕覆を掛ける袋釘(56mm)の高さ、向きは玄庵をを参考にして取り付ける予定です
壁床の釘です
掛軸を掛ける軸釘は竹釘(30mm)で廻り縁から九分下に
掛花入の無双釘(平沈24mm)は床の無双釘と同じ高さにする予定です
小間の下座床の稽古をするためです
三畳台目のにじり口の釘です
丸打掛(二寸用)は現場合せの予定です
八畳の床の釘です
掛軸を掛ける軸釘は稲妻走り釘の二重折釘(31mm)で現場合せ
掛花入の花生釘(甲丸太口21mm)は床柱の床框から落掛までの上から三分の一に
同じく掛花入の無双釘(平沈24mm)は花生釘一寸の下の高さに
正月の床飾り用の柳釘(隅用30mm)は廻り縁から九分下に
吊り花入用の花蛭釘(38mm)は床奥行中間、左右四等分の左側に取り付ける予定です
八畳の点前座の釘です
釜を吊るす釜蛭釘(大六分)は鎖を掛けるフックが炉の中心に、また点前座から見て「乙」の字になるように、本勝手のみ取り付ける予定です
夜噺の茶事の喚鐘を掛ける喚鐘釘(52mm)は奥行中間、左右真ん中に取り付ける予定です
六畳の壁床の釘です
掛軸を掛ける軸釘は竹釘(30mm)で廻り縁から九分下に
掛花入の無双釘(平沈24mm)は八畳の床の無双釘と同じ高さにする予定です
水屋の釘です
水屋竹釘(37mm)は現場合せの予定です
三畳台目の掛雨戸の釘です
外壁に打つ折釘(二寸)は現場合せ
掛雨戸を折釘に掛ける花釣割足釘(63mm)は現場合せ
掛雨戸を固定する小判輪掛金(30mm)は現場合せの予定です
茶室の役釘の画像とイラストは室金物㈱さんのホームページから転載しました
つづく
茶道稽古のお菓子 10月17日~10月20日
主菓子 実りの秋 行松旭松堂製
干菓子 松茸 照葉 行松旭松堂製
主菓子は秋の実りの栗がきんとんでつつまれていました
茶道稽古の花 10月17日~10月20日
花 爆蘭 照葉(小葉の随菜)
花入 萩
小葉の随菜(コバノズイナ)は5~6月頃に穂状の白い花をつけます
20年前、小松芦城公園内の茶室「仙叟屋敷ならびに玄庵」のお披露目の茶会に使われたと聞いております